潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にただれや潰瘍ができる大腸の病気です。
下血を伴う下痢や、下血を伴わないまでも下痢が続いたり、しばしば腹痛を起こしたりします。
炎症は直腸から連続し、広がる性質があり、もっとも酷い症状では直腸から結腸全体まで拡がることもあります。
潰瘍性大腸炎は炎症の拡がりや経過などにより、軽症、中等症、重症、激症など進行度も別れ、経過による分類もされており、近年急激に増えてきた疾患のひとつですが、平成27年1月1日からは指定難病の認定を受けています。
下痢が続いたり、下血があったりする場合などはすぐに検査を受けて適切な治療をすることが大切です。